今回ご紹介するのは、夏の定番、日本人の誰もが好むふっくらとてしてかつ炭火焼きで旨みが凝縮した何とも言えない絶品のうなぎについてです。
関西と関東では「うなぎの蒲焼」が違う!?
関東では、鰻を白焼きにした後、蒸して提供する「せいろう蒸し」、関西では蒸す工程を省いた蒲焼きが定番です。
せいろう蒸は蒸すことで鰻の旨みを極限まで閉じ込める手法で、関西流の蒲焼きと関東流の蒲焼きのいいところを合わせた料理です。
(関西流蒲焼き)
(関東流蒲焼き:せいろう蒸し)
せいろう蒸しと蒲焼きのどっちが好み??
みなさんは、関東流の蒲焼きと関西流の蒲焼きのどちらが好みですか?
ふっくらした鰻を好むのか、炭火で焼かれた鰻の本来の感触を好むのかのどちらかが好みの理由ではないでしょうか?
私は、どちらのいい所を合わせたせいろう蒸しの方が好みです。
蒸す分提供されるまでの時間は蒲焼きと比べ長くなりますが、ご飯の上に乗せた蒲焼きを蒸すことで鰻自身がよりふっくらします。
またタレの味とうなぎの風味がしっかりとご飯に染みつくので、うなぎの蒲焼と絶妙の相性の良さを発揮するだけでなく、ご飯だけを食べても贅沢な味わいが楽しめます。
鰻の旨みが凝縮され口の中に入ると、その旨みが広がるのがたまりません‼
もちろん、関西・関東流の蒲焼きも大好きです。
鰻の価格の高騰でなかなか鰻を食べることもできないかもしれませんが、両方のよいところを合わせたせいろう蒸し、是非一度ご賞味してみて下さい。
提供する店によってもタレや焼き方で味は異なりますが、味はとても絶妙です。
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