鉄分を摂るならビタミンCも意識したい|食事で考える栄養の組み合わせ

ticot編集部 読了 約3分

鉄を含む食品を意識するとき、鉄だけを単独で考えるより、食事の組み合わせに目を向けると献立を組み立てやすくなります。とくに植物性食品に含まれる非ヘム鉄は、ビタミンCを含む食品と一緒に摂ることが食事の工夫の一つです。

この記事でわかること

  • 食事に含まれる鉄の基本
  • ビタミンCを組み合わせる考え方
  • 一品だけに偏らない献立のつくり方

スープなら複数の食材を一皿にまとめやすい

さつまいも、ブロッコリー、鶏肉、豆腐などを使ったスープは、野菜とたんぱく源を一緒に取り入れやすい料理です。季節や冷蔵庫にある食材に合わせて中身を変えられるのも、家庭料理の良いところです。

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鉄には「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」がある

食品中の鉄は、大きくヘム鉄と非ヘム鉄に分けて考えられます。肉や魚などに含まれるヘム鉄と、野菜・豆類・穀類などに含まれる非ヘム鉄では、体内での吸収のされ方が異なります。

「鉄といえば、ほうれん草」と一つの食品だけに絞る必要はありません。肉、魚、豆類、緑黄色野菜など、複数の食品を組み合わせるほうが献立にも変化をつけやすくなります。

植物性の鉄にはビタミンCを含む食品を組み合わせる

非ヘム鉄は、ビタミンCを一緒に摂ることで吸収されやすくなることが知られています。たとえば、豆類や葉物野菜を使う食事に、ブロッコリー、ピーマン、果物などを組み合わせる方法があります。

一方で、栄養は一回の食事だけで完璧に整える必要はありません。一日、一週間と少し長い単位で食事全体を見ると、無理なく続けやすくなります。

「美容に良い」「女性に良い」だけで選ばない

食品の紹介では、特定の栄養素を「美容」や「女性向け」と結びつける表現をよく見かけます。しかし必要な栄養素は性別だけで単純に決まるものではなく、年齢、食事量、妊娠・授乳、月経、疾患、服薬などによっても変わります。

疲れや息切れ、動悸などが続き貧血が疑われる場合は、食品やサプリメントだけで自己判断せず、医療機関で原因を確認することが大切です。鉄の過剰摂取が問題になる場合もあるため、サプリメントは必要性を考えて使います。

日常で続けやすい献立にする

健康のために特別な料理を毎日つくるより、普段の汁物に野菜や豆を足す、主菜に野菜の副菜を一つ添える、果物を間食に選ぶなど、小さな工夫のほうが続きます。

旬の食材を使えば味の変化もつきます。栄養成分の数字だけを追うのではなく、おいしく食べられること、買いやすいこと、無理なく調理できることも食生活では重要です。

鉄を意識するときに避けたい極端な方法

鉄不足が心配だからと、鉄を多く含む食品だけを大量に食べたり、自己判断で高用量のサプリメントを使ったりする必要はありません。必要量には個人差があり、血液検査で原因を確認したほうがよいケースもあります。

食事では、朝食・昼食・夕食のどこか一回で完璧にするのではなく、複数の食事に分散して食材の種類を増やすほうが続けやすいでしょう。豆腐と野菜の汁物、肉や魚と副菜、果物を組み合わせるなど、普段の献立を少し変えるだけでも選択肢は広がります。

お茶やコーヒーなど食事との組み合わせが気になる場合や、鉄剤を処方されている場合は、一般論よりも処方時の説明を優先してください。薬やサプリメントは食品とは扱いが異なるため、飲み方を自己流に変更しないことが大切です。

まとめ

鉄を意識した食事では、一つの食品を大量に食べるより、さまざまな食品から摂り、植物性の鉄にはビタミンCを含む食品を組み合わせるのが実践的です。体調上の不安がある場合は食事だけで解決しようとせず、専門家に相談してください。

ticot編集部

「ちこっと役立つ」をテーマに、旅行・グルメ・地域情報・ライフスタイルなど、毎日の暮らしやお出かけに役立つ情報を発信するウェブマガジン「ticot」の編集部です。 実際に訪れた場所や体験したことを中心に、読者のみなさんの「行ってみたい」「やってみたい」につながる情報を、わかりやすくお届けします。

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