比較2026’【解説】USB-Cハブ(Anker 332・UGREEN Revodok・Anker Nano)のおすすめと選び方:映像出力・給電・転送速度の違い【まとめ記事】

【今回レビューする製品】2026年 USB-Cハブの性能とおすすめ・選び方(映像出力・PC給電・転送速度・持ち運びやすさの比較)

【比較する主なモデル】Anker 332 USB-C ハブ(5-in-1)、UGREEN Revodok USB-C ハブ 6in1、Anker Nano USB-C ハブ(7-in-1)、Anker Nano USB-C ハブ(8-in-1, Dual Display)ほか

この記事では、Anker 332 USB-C ハブ(5-in-1)やUGREEN Revodok、Anker Nano USB-C ハブなど、USB-Cハブ10機種を比べました。

2026年11月の執筆時点で、Amazonで定番になっているモデルから、2画面出力や有線LANに対応した上位モデルまでを選んでいます。

1機種あたり十数件ずつ、高評価と低評価の両方の購入者レビューを読み込み、全体で170件ほどの声を整理しました。

今回は、外部モニターへの映像出力、ノートPCへの給電、データの転送速度、持ち運びやすさ、つないだあとの安定性の5つの観点で比べています。

USB-Cハブは見た目が似ていても、「4Kでも30Hzまで」「100W対応でもPCに届くのは85W」など、数字の読み方で満足度が大きく変わる道具です。

最後に、目的別のおすすめを提案します。

目次
  1. 1・USB-Cハブの選び方の基本
    1. 映像出力は「4K60Hz」かどうかで選ぶ
    2. 「100W対応」と「PCに届く電力」は別もの
    3. 転送速度は「5Gbps」と「10Gbps」の2段階
  2. 2・USB-Cハブ10機種の比較
    1. Anker 332 USB-C ハブ(5-in-1)
    2. UGREEN Revodok 105 USB-C ハブ(5-in-1)
    3. UGREEN Revodok USB-C ハブ 6in1(10Gbps)
    4. Anker Nano USB-C ハブ(7-in-1, 4K, HDMI)
    5. Anker Nano USB-C ハブ(8-in-1, Dual Display)
    6. UGREEN Revodok Pro USB-C ハブ(8-in-1)
    7. Amazonベーシック 6-in-1 USB-C ハブ(10Gbps・有線LAN)
    8. エレコム ドッキングステーション 5in1(DST-W01)
    9. バッファロー USB-C ハブ 4ポート(BSH4U125C1BK)
    10. Anker PowerExpand 8-in-1 USB-C PD 10Gbps データ ハブ
  3. 3・USB-Cハブ主要機種の比較表
  4. 今回の結論:USB-Cハブのおすすめは結論的にこれ!
  5. USB-Cハブのよくある質問
    1. Anker 332 USB-C ハブは4K60Hzで出力できますか?
    2. USB-Cハブの「100W PD対応」で、ノートPCに100W給電できますか?
    3. USB-CハブでiPhoneやスマホの画面をテレビに映せますか?
    4. Anker Nano 8-in-1(Dual Display)はMacBookで2画面を別々に使えますか?
    5. USB-Cハブの接続が途中で切れるのはなぜですか?
    6. 補足・関連する記事

結論だけ先に読む

1・USB-Cハブの選び方の基本

  1. 1映像出力= 外部モニターにつなぐなら、HDMIが4K60Hzに対応しているかを確認します。
  2. 2PC給電= 「100W対応」は入力の値で、ハブ自身が約15Wを使うため、PCに届くのは最大85W前後です。
  3. 3転送速度= 外付けSSDを使うなら10Gbps、マウスやキーボード中心なら5Gbpsで十分です。
  4. 4ポートの種類= SDカード、有線LAN、2画面出力など、自分が本当に使うものだけを選びます。
  5. 5ケーブルの長さ= 15〜30cmと機種で差があり、デスクトップの背面につなぐと短さが気になります。

映像出力は「4K60Hz」かどうかで選ぶ

HDMIの対応解像度は、ハブ選びでいちばん差が出るところです。

4K30Hzのモデルでも映ることは映りますが、マウスの動きやスクロールがややカクついて見えます。

レビューを読むと、「60Hz非対応のハブから買い替えたら動きがなめらかになった」という声がいくつもありました。

フルHDのモニターなら30Hz対応のモデルでも問題ありませんが、4Kモニターを日常的に使うなら4K60Hz対応を選ぶのが安心です。

なお、どのハブでも、映像を出すにはPC側のUSB-CポートがDisplayPort Alt Modeに対応している必要があります。

「100W対応」と「PCに届く電力」は別もの

PD充電の表記は、誤解が多いポイントです。

ほとんどのハブは、充電器から受け取った電力のうち約15Wを自分で使い、残りをPCに回します。

つまり、100Wの充電器をつないでもPCに届くのは最大85Wほどで、65Wの充電器なら50W前後になる計算です。

低評価のレビューで多かった「充電が遅い」「充電されない」という不満の多くは、この仕組みと、手持ちの充電器の出力不足が重なったものでした。

ハイパワーなノートPCを使っている方は、100W出力の充電器とセットで考えてください。

転送速度は「5Gbps」と「10Gbps」の2段階

データ転送は、多くのモデルが5Gbps、上位モデルが10Gbpsです。

マウスやキーボード、USBメモリ程度なら5Gbpsで困ることはありません。

一方、外付けSSDで写真や動画をやりとりする方は、10Gbps対応のほうが待ち時間がはっきり短くなります。

Macのバックアップに使っている購入者からは、10Gbpsのハブに替えたら数時間かかっていた作業が十数分で終わったという声もありました。

2・USB-Cハブ10機種の比較

Anker 332 USB-C ハブ(5-in-1)のレビュー:迷ったらこれ、の定番5ポート

ポート
USB-C(PD入力)×1、USB-C(データ)×1、USB-A×2、HDMI×1
映像出力
HDMI 最大4K30Hz(1440p・1080pは60Hz)
PC給電
最大85W(100W充電器使用時)
転送速度
最大5Gbps
重さ
約50g
ケーブル長
約19cm

Anker 332は、Amazonで長く売れ続けている、USB-Cハブの定番中の定番です。

ノートPCのUSB-Cポートに挿すだけで、HDMI、USB-A×2、データ用USB-C、充電用USB-Cの5つが使えるようになります。

重さは約50gです。ペンケースに入れても気にならない軽さで、出張や在宅勤務の行き来にもそのまま持ち出せます。

レビューで目立ったのは、長く使えているという声です。数年にわたって毎日つなぎっぱなしで使い、接続も安定しているという購入者が何人もいました。

SurfaceやMacBookのようにポートが少ないノートPCに、プロジェクターやUSB-Aの機器をつなぐ用途で選ばれている印象です。

ただ、HDMIは4K30Hzまでです。4Kモニターで使うと動きの滑らかさは物足りないので、1440pやフルHDのモニター向けと考えてください。

低評価では、充電器を抜き差しした瞬間にハブ全体が一度切れる、起動時にまれに画面が映らない、といった声が見られました。

充電器はつないだままにしておき、PC側のケーブルだけを抜き差しする使い方にすると、こうしたトラブルは起きにくくなります。

なお、iPhoneやAndroidスマホからの映像出力には対応しておらず、ノートPC専用の設計です。

結論的にいえば、Anker 332は、ノートPCのポート不足を手ごろに解決したい方にちょうどいい1台です。

ただ、4Kモニターを60Hzで使いたい方には向きません。

フルHDのモニターと、マウス・キーボード程度をつなぐ方なら、いまも真っ先に選んでいい定番です。


UGREEN Revodok 105 USB-C ハブ(5-in-1)のレビュー:スマホやSwitchもつなげる入門機

ポート
USB-C(PD入力)×1、USB 3.0×1、USB 2.0×2、HDMI×1
映像出力
HDMI 最大4K30Hz
PC給電
PD入力 最大100W(商品ページ表記でPCへ最大95W)
転送速度
USB 3.0ポートのみ最大5Gbps
保証
24か月

UGREEN Revodok 105は、Ankerと並んでよく比べられる、UGREENの入門向け5ポートモデルです。

Anker 332との大きな違いは、USB-AがUSB 3.0×1とUSB 2.0×2という構成になっている点です。

マウスやキーボードのレシーバーをUSB 2.0側に挿し、USBメモリはUSB 3.0側に挿す、と使い分ければ不便はありません。

購入者の使い方で面白かったのは、ノートPCだけでなく、スマホをテレビにつないだり、Nintendo Switchと組み合わせたりしている声があったことです。

リビングのテレビにスマホの写真や動画を映して、家族で見る。そんな使い方をする方には手軽な選択肢です。

一方、低評価では、ハブを少し動かすと接続が不安定になる、充電しながら使うと本体がかなり熱くなる、といった声がありました。

また、USB-Cポートは充電専用で、SSDなどのデータ機器はつなげません。ここを勘違いして購入した方が何人かいました。

結論的にいえば、Revodok 105は、スマホやゲーム機も含めて手軽にHDMI出力したい方に合う1台です。

ただ、USB-Aの3つのうち高速なのは1つだけなので、外付けストレージを複数使う方には物足りません。

価格を抑えて、テレビやモニターにつなぐことが主目的の方には、間違いなくおすすめできます。


UGREEN Revodok USB-C ハブ 6in1(10Gbps)のレビュー:4K60Hzと高速転送を両立した中級機

ポート
USB-C(PD入力)×1、USB-C(データ)×2、USB-A×2、HDMI×1
映像出力
HDMI 最大4K60Hz
PC給電
PD入力 最大100W
転送速度
最大10Gbps(USB 3.2 Gen 2)
保証
24か月

UGREEN Revodok 6in1は、エントリー機の手ごろさを保ちながら、映像と転送速度を一段引き上げたモデルです。

HDMIは4K60Hzに対応しています。4Kモニターでも、ウィンドウの移動やスクロールがなめらかに表示されます。

データ転送は、USB-C×2とUSB-A×2のすべてが最大10Gbpsです。先ほどのAnker 332と比べると、理論値で2倍の速さになります。

データ用のUSB-Cが2つあるので、最近増えているUSB-CのSSDやカードリーダーを、変換アダプターなしでつなげるのも便利です。

レビューでは、会社のPCと自宅のPCで使い回している、出張用に1つ持っている、という声が目立ちました。

中古のSurface Goのようにポートが1つしかないPCで、充電しながらUSBメモリも使えるようになったという購入者もいました。

気になる点としては、一部のPCで「低速の充電ケーブル」という警告が出たという報告と、数か月でHDMIが不安定になったという低評価がありました。

保証が24か月あるので、初期の不具合はあきらめずに販売元へ連絡するのがおすすめです。

結論的にいえば、Revodok 6in1は、4Kモニターと外付けSSDを1本のケーブルで使いたい方にちょうどいい1台です。

ただ、SDカードスロットや有線LANはないので、カメラのデータ取り込みが多い方は別の機種が合います。

映像と速度の両方を、価格を抑えて手に入れたい方なら、今回いちばん満足度の高い選択肢です。


Anker Nano USB-C ハブ(7-in-1, 4K, HDMI)のレビュー:SDカードまで入った薄型モバイル機

ポート
USB-C(PD入力)×1、USB-C(データ)×1、USB-A×2、HDMI×1、SD×1、microSD×1
映像出力
HDMI 最大4K60Hz
PC給電
最大85W
転送速度
最大5Gbps
保証
最大24か月

Anker Nano 7-in-1は、4K60HzのHDMIとSD・microSDカードスロットを、薄い金属ボディにまとめたモデルです。

購入者の多くがほめていたのは、質感と薄さです。カバンにPCと一緒に入れても圧迫されず、持っていることを忘れるくらい、という声もありました。

カメラやドローンで撮ったデータを、出先でそのまま取り込みたい方にはSDとmicroSDの両方があるのが心強いところです。

テレワークでは、PC側にはUSB-Cを1本挿すだけで、モニター、電源、無線マウスまでまとめてつながる使い方が多く見られました。

一方、microSDカードが取り出しにくい、ケーブルが硬めで置き場所が決まりにくい、使っていると熱を持つ、という声がありました。

また、充電器をつながないとHDMIや周辺機器が安定しないという報告もあるので、据え置きで使うときはPD給電をつないでおくのがおすすめです。

結論的にいえば、Anker Nano 7-in-1は、カメラのデータ取り込みと外部モニター出力を1台で済ませたい方にぴったりです。

ただ、転送速度は5Gbpsなので、外付けSSDの速さを重視するなら10Gbpsのモデルが合います。

持ち運び前提で、見た目の良さも大切にしたい方なら、間違いなくおすすめできます。


Anker Nano USB-C ハブ(8-in-1, Dual Display)のレビュー:HDMI×2でWindowsの3画面を1本で

ポート
USB-C(PD入力)×1、USB-C(データ)×1、USB-A×2、HDMI×2、SD×1、microSD×1
映像出力
HDMI×2(最大4K60Hz、2画面拡張はWindowsのみ)
PC給電
最大85W
転送速度
最大10Gbps(USB 3.2 Gen 2)
重さ
約112g
厚さ
約16mm

Anker Nano 8-in-1(Dual Display)は、HDMIを2つ備え、ノートPCの画面と合わせて最大3画面で作業できるモデルです。

レビューでいちばん多かったのは、Windowsのノートで3画面環境を組んだ方の満足の声でした。

ノートPCのポートが片側に集まっていてマウス操作の邪魔だったが、これ1つで解決した、デスクの配線が驚くほど片づいた、という声が目立ちます。

安価なハブでは画質が粗かったが、これはカーソルの動きまでなめらかだった、という比較も見られました。

USBのデータポートは10Gbpsに対応し、SD・microSDスロットもあるので、ポートの面では今回もっとも欲張りな構成です。

ただし、Macでは2台のモニターが同じ画面のミラー表示になります。これはmacOSの仕様によるもので、メーカーもMacで2画面を別々に使いたい方には推奨していません。

実際、MacBookで2画面にしようとして思いどおりにならなかったというレビューもありました。

そのほか、思ったより大きい、発熱が気になる、という声も一部にあります。

結論的にいえば、Anker Nano 8-in-1は、Windowsのノートで外部モニター2台を使いたい方のための1台です。

ただ、MacBookで2画面を別々に使いたい方には向きません。

Windowsでデスクを3画面にしたいなら、いまいちばん手軽な答えになります。


UGREEN Revodok Pro USB-C ハブ(8-in-1)のレビュー:10GbpsとSDを備えた30cmケーブルの全部入り

ポート
USB-C(PD入力)×1、USB-C(データ)×2、USB-A×2、HDMI×1、SD×1、microSD×1
映像出力
HDMI 最大4K60Hz
PC給電
最大85W(PD入力 最大100W)
転送速度
最大10Gbps(USB 3.2 Gen 2)
ケーブル長
30cm
保証
24か月

UGREEN Revodok Pro 8-in-1は、10GbpsのUSB-C×2・USB-A×2に、4K60HzのHDMIとSD・microSDを加えた上位モデルです。

見落としがちな長所が、30cmのケーブルです。今回比べた中では長いほうで、Mac miniの背面やデスクの奥のPCにつないでも、ハブを手前に置けます。

SDカードの読み書きが速いという声が多く、写真をよく取り込む方からの評価が高いモデルです。

スマホのデータをSSDへ移そうとしたら途中で電池が切れてしまっていたが、このハブで充電しながら転送できるようになった、という使い方もありました。

一方で、ポートが本体の両側に分かれているため、配線をきれいにまとめるまで手間取ったという声があります。

また、充電側の電源が一瞬切れると、ハブを挿し直すまで給電が戻らないという報告もありました。

ケーブルがしっかりしているぶん曲げにくいので、持ち運ぶときはケースに入れておくと安心です。

結論的にいえば、Revodok Pro 8-in-1は、外付けSSDとSDカードの両方を毎日のように使うクリエイターに合う1台です。

ただ、ポートが両側にあるので、机の上をすっきり見せたい方は置き場所を考える必要があります。

速度とポート数をどちらもあきらめたくない方なら、十分に選ぶ価値があります。


Amazonベーシック 6-in-1 USB-C ハブ(10Gbps・有線LAN)のレビュー:有線LANが欲しい人の現実解

ポート
USB-C(PD入力)×1、USB-C(データ)×1、USB-A×2、HDMI×1、有線LAN×1
映像出力
HDMI 最大4K60Hz
有線LAN
1Gbps
PC給電
最大85W(PD入力 最大100W)
転送速度
最大10Gbps
ケーブル長
15cm

Amazonベーシック 6-in-1は、10GbpsのUSBと4K60HzのHDMIに、有線LANを加えたモデルです。

Web会議が多い方や、マンションのWi-Fiが混み合う時間帯に通信が不安定になる方には、有線LANがあるだけで安心感が変わります。

レビューでは、ノートPCの空きポートを補う「一時接続用の受け皿」として、プリンターやカメラ、2本目のUSBメモリをつないでいる使い方がありました。

ただ、LANは1Gbpsまでです。USBの帯域には余裕があるのだから、2.5Gbpsに対応してほしかったという声がありました。

また、USB-Aの2つの差し込み口が近く、太めのUSBメモリを2本同時に挿せないという指摘もあります。

SDカードスロットはないので、カメラを使う方はカードリーダーを別に用意してください。

結論的にいえば、Amazonベーシック 6-in-1は、有線LANと高速USBを1本のケーブルにまとめたい在宅ワーカーに合う1台です。

ただ、2.5Gbps以上の回線を活かしたい方には力不足です。

Web会議を安定させたい方なら、十分に選ぶ価値があります。


エレコム ドッキングステーション 5in1(DST-W01)のレビュー:国内メーカーで選びたい人の5ポート

ポート
USB-C(PD入力・充電専用)×1、USB-C(データ)×1、USB-A×2、HDMI×1
映像出力
HDMI 最大4K30Hz
PC給電
最大85W(PD入力 最大100W)
転送速度
最大5Gbps
ケーブル長
約15cm
サイズ
約122×41×10mm

エレコム DST-W01は、国内の周辺機器メーカーが手がける、薄型の5ポートモデルです。

ポート構成はAnker 332とほぼ同じで、HDMIは4K30Hz、USBは5Gbpsです。

職場のPCの備品として選ぶときや、問い合わせ窓口が日本の会社であることを重視する方には、選びやすい1台です。

レビューでは、ノートPCだけでなく、スマホを充電しながらUSB-DACで音楽を聴くといった使い方も見られました。

注意したいのは充電器の出力です。ハブ自身が約15Wを使うため、45Wの充電器ではノートPCが充電できなかったという声があり、65W以上が目安になります。

また、ケーブルが約15cmと短く、iMacの背面につなぐとハブが宙に浮いてしまうという指摘もありました。

結論的にいえば、エレコム DST-W01は、国内メーカー品で安心して職場のノートPCを拡張したい方に向く1台です。

ただ、手持ちの充電器が45W以下の方は、PCの充電が追いつかない可能性があります。

サポートの分かりやすさを優先する方なら、選んで後悔しにくいモデルです。


バッファロー USB-C ハブ 4ポート(BSH4U125C1BK)のレビュー:USB-Aを増やすだけなら最小構成

ポート
USB-A×4(前面3+側面1)
転送速度
最大5Gbps(USB 3.2 Gen 1)
給電方式
バスパワー
映像出力
なし

バッファロー BSH4U125C1BKは、USB-CポートをUSB-A×4に変えるだけの、シンプルなハブです。

HDMIや充電ポートはありませんが、そのぶん小さく、つなぐ機器を選びません。

購入者の使い方は幅広く、USB-AのないMac miniにキーボードやマウスをまとめてつなぐ、PS5の前面に挿してセーブデータのバックアップに使う、といった声がありました。

前面に3つ、側面に1つというポートの配置も、挿しっぱなしの機器と抜き差しする機器を分けやすいと好評です。

一方、バスパワーの外付けHDDなど電力を食う機器をつなぐと、動作が不安定になったという報告があります。

ケーブルが短めなので、置き場所によっては延長ケーブルが必要になるという声もありました。

結論的にいえば、BSH4U125C1BKは、USB-Aの機器を手軽に使えるようにしたい方に最適な1台です。

ただ、モニター出力やPC充電もまとめたい方には、ほかのモデルが合います。

Mac miniやゲーム機にUSB-Aを足したいだけなら、これで十分です。


Anker PowerExpand 8-in-1 USB-C PD 10Gbps データ ハブのレビュー:LANもSDも入った据え置き向け

ポート
USB-C(PD入力)×1、USB-C(データ)×1、USB-A×2、HDMI×1、有線LAN×1、SD×1、microSD×1
映像出力
HDMI 最大4K60Hz(PC側がDisplayPort 1.4対応の場合)
有線LAN
1Gbps
PC給電
最大85W(PD入力 最大100W)
転送速度
最大10Gbps(USB 3.1 Gen 2)

Anker PowerExpand 8-in-1は、有線LANとSD・microSDの両方を備えた、Ankerの全部入りモデルです。

先ほどのAmazonベーシック 6-in-1にSDカードスロットを足した構成と考えると分かりやすいです。

レビューで印象的だったのは、Macのバックアップの話です。ほかの安価なハブでは数時間たっても終わらなかったTime Machineのバックアップが、15分ほどで終わったという声がありました。

ノートPCを机に戻したら1本挿すだけで、LAN、モニター、外付けHDD、充電が一度につながる。据え置きのドック代わりに使っている方が多い印象です。

一方で、もっとも多かった指摘は発熱です。PCへ給電しながら複数の機器をつなぐと、触って分かるほど温かくなるという声が続きました。

また、大きくて持ち運びには向かない、ケーブルの付け根が傷みやすい、という声もあります。

風通しのよい場所に置き、ケーブルに無理な力がかからないように固定して使うのがおすすめです。

結論的にいえば、PowerExpand 8-in-1は、デスクに置いたまま使う「簡易ドック」が欲しい方に合う1台です。

ただ、毎日カバンに入れて持ち歩く方には、大きさと重さが気になります。

LANとSDの両方を1台で済ませたい方なら、いまも十分に選ぶ価値があります。


3・USB-Cハブ主要機種の比較表

機種 HDMI USB速度 PC給電 SD 有線LAN リンク
1・Anker 332(5-in-1) 4K30Hz 5Gbps 最大85W なし なし Amazon
2・UGREEN Revodok 105 4K30Hz 5Gbps(1ポート) PD入力100W なし なし Amazon
3・UGREEN Revodok 6in1 4K60Hz 10Gbps PD入力100W なし なし Amazon
4・Anker Nano 7-in-1 4K60Hz 5Gbps 最大85W SD・microSD なし Amazon
5・Anker Nano 8-in-1 Dual Display 4K60Hz×2 10Gbps 最大85W SD・microSD なし Amazon
6・UGREEN Revodok Pro 8-in-1 4K60Hz 10Gbps 最大85W SD・microSD なし Amazon
7・Amazonベーシック 6-in-1 4K60Hz 10Gbps 最大85W なし 1Gbps Amazon
8・エレコム DST-W01 4K30Hz 5Gbps 最大85W なし なし Amazon
9・バッファロー BSH4U125C1BK なし 5Gbps なし なし なし Amazon
10・Anker PowerExpand 8-in-1 4K60Hz 10Gbps 最大85W SD・microSD 1Gbps Amazon

※スマホでは表を横にスクロールできます。

今回の結論USB-Cハブのおすすめは結論的にこれ!

第1に、フルHDのモニターと周辺機器を、手ごろな価格でつなぎたい方におすすめなのは、

Anker 332は、必要なポートがひととおりそろい、長く使えているという声がもっとも多かったモデルです。

HDMIは4K30Hzまでですが、フルHDや1440pのモニターなら60Hzで表示できます。

約50gと軽く、自宅と職場を行き来する方でも負担になりません。

はじめてのUSB-Cハブで迷ったら、まずこれを選べば大きく外すことはありません。

第2に、4Kモニターと外付けSSDを、なめらかに速く使いたい方におすすめなのは、

UGREEN Revodok 6in1は、4K60HzのHDMIと、4つすべてが10Gbpsのデータポートを備えています。

4Kモニターでの動きのなめらかさと、SSDの転送速度の両方で、入門機との差がはっきり出ます。

データ用のUSB-Cが2つあるのも、USB-C機器が増えたいまの環境に合っています。

映像と速度を、価格を抑えて手に入れたい方の本命です。

第3に、カメラのデータを出先で取り込みたい、持ち運び重視の方におすすめなのは、

Anker Nano 7-in-1は、SDとmicroSDの両方のスロットを、薄い金属ボディにまとめています。

4K60HzのHDMIにも対応しているので、出張先のモニターやプロジェクターにもそのまま使えます。

カバンの中で邪魔にならない薄さと、持っていてうれしい質感は、購入者の評価でもっとも目立ったポイントでした。

第4に、Windowsのノートで、外部モニター2台の3画面にしたい方におすすめなのは、

Anker Nano 8-in-1(Dual Display)は、HDMI×2で、ケーブル1本の3画面環境をつくれるモデルです。

10GbpsのUSBとSD・microSDも備えているので、デスクのハブはこれ1台で完結します。

ただし、Macでは2台のモニターが同じ表示になる点だけは、購入前に必ず確認してください。

第5に、Web会議を安定させるために、有線LANも欲しい方におすすめなのは、

Amazonベーシック 6-in-1は、有線LAN、4K60HzのHDMI、10GbpsのUSBを、薄いボディにまとめています。

Wi-Fiが混み合う時間帯でも、会議の映像や音声が途切れにくくなります。

SDカードも使いたい方は、少し大きくなりますがAnker PowerExpand 8-in-1が候補になります。

USB-Cハブのよくある質問

Anker 332 USB-C ハブは4K60Hzで出力できますか?

できません。Anker 332のHDMIは最大4K30Hzです。1440pやフルHDなら60Hzで表示できます。4Kモニターをなめらかに使いたい場合は、UGREEN Revodok 6in1やAnker Nano 7-in-1など、4K60Hz対応のモデルを選んでください。

USB-Cハブの「100W PD対応」で、ノートPCに100W給電できますか?

多くの場合、PCに届くのは最大85W前後です。ハブ自身が約15Wを使うためで、100Wは充電器から受け取れる入力の上限を指しています。65Wの充電器をつなぐとPCへの給電はさらに少なくなるので、消費電力の大きいノートPCでは100W出力の充電器を使ってください。

USB-CハブでiPhoneやスマホの画面をテレビに映せますか?

機種によって異なります。Anker 332はノートPC専用で、スマホからの映像出力には対応していません。UGREEN Revodok 105やエレコム DST-W01のように、スマホでの利用例があるモデルもありますが、スマホ側が映像出力に対応しているかどうかも必ず確認してください。

Anker Nano 8-in-1(Dual Display)はMacBookで2画面を別々に使えますか?

使えません。macOSの仕様により、Macでは2台の外部モニターが同じ内容のミラー表示になります。2画面を別々に使えるのはWindowsのPCです。

USB-Cハブの接続が途中で切れるのはなぜですか?

充電器の抜き差しや電力不足が原因のことが多いです。充電ケーブルを抜き差しした瞬間にハブ全体が一度切れるという報告は、今回の複数の機種で見られました。充電器はつないだままにしてPC側だけを抜き差しする、消費電力の大きいHDDは別電源にする、といった使い方で起きにくくなります。

補足・関連する記事

USB-Cハブは、毎日つなぎっぱなしにする道具だからこそ、自分の使い方に合ったポートと数字を選ぶのがいちばんの近道です。

この記事が、ノートPCまわりをすっきりさせる1台選びの参考になればうれしいです。

編集部

家電・ガジェット・日用品を、メーカー公式の仕様とAmazonの購入者レビューを読み込んで比較する「徹底レビュー by ticot」の編集部です。良い点も気になる点もそのまま整理し、用途別のおすすめをわかりやすくお届けします。