「男女平等指数」日本は何位?
2015年11月19日、世界経済フォーラム(WEF)が男女平等指数を発表しました。
安倍首相が女性活躍を推進している日本は・・・
去年より順位を3つ上げ101位でした。
依然として先進国の中で最低水準です。
このランキングで7年連続1位の国、それがアイスランドです。
北欧の国々は福祉国家で男女平等が進んでいるイメージがあると思います。
中でもどうしてアイスランドなのでしょうか。
アイスランドでよく目にする「働く女性」
私がアイスランドへの留学中によく見かけた光景が
「働く女性」です。
年齢、結婚・出産の有無関わらずみんなバリバリ働いていました。
実際に、アイスランドでは84%の女性が労働参加しており、
これまた世界で最も高い数字です。
このように結婚・出産などのライフイベントを経験した女性の多くが働いている理由、それが充実した「育児休暇制度」なのです。
男性による育児休暇がカギ
(2015年現在)アイスランドでは
母親 4ヶ月
父親 4ヶ月
どちらか 3ヶ月
合計11ヶ月間育児休暇が取得でき、
さらに、休暇期間中は80%の給料が保障されます。
父親に付与された期間を母親に移行することは認められておらず、
なんと8割もの男性が育児休暇を取得しています!(日本は1.4%)
このような光景も一般的です。
つまり、アイスランドでは
男性の育児参加により女性の労働参加が促され、
女性活躍を実現、それが男女平等へと結びついているのです。
この「男性による育児休暇」が
今後日本における女性活躍推進のカギになるかもしれませんね。
Takk fyrir!
Mikiko